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レビー小体病とは

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横浜市立大学神経内科医局長 上木英人先生のレビー小体病に関する講演がありました。上木先生は、市大同窓生で、20年以上の付き合いです。当院の診療においても、いろいろ相談に乗っていただいています。
レビー小体病は、αシヌクレインという蛋白質が神経細胞にたまっていく病気です。たまる神経によって、パーキンソン病やレビー小体型認知症や純粋自律神経不全(pure autonomic failure)を発症します。同じαシヌクレインがたまる病気で、多系統萎縮症もあります。ふるえや歩行障害などの運動障害だけでなく、幻視や自律神経失調症など多彩な症状の原因となります。上木先生はじめ市大神経内科の専門家と連携しながら、最新の治療を提供していきたいと思います。