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ゆうあい会情報交換会

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ゆうあい会情報交換会がありました。当院にお一人技師さんを拝借している本陣が、新横浜にPET4台もっているゆうあい会です。ゆうあい会を立ち上げた先生は、横浜市立大学医学部H8年卒の、片山敦先生です。とてつもない医療経営の才覚のもちぬしで、新横浜(新幹線で遠方からもこれる)に、PETを4台も購入してゆうあいクリニックを経営しております。PETといいますと、最近話題のレケンビ ケサンラ開始前のアミロイドの脳内蓄積を判定できるアミロイドPETで有名になりました。いままでは自費で40-50万ほどかかっていたものが、若年に準ずるようなアルツハイマー型認知症の治療の適応には保険適応で使われはじめております。ゆうあい会は、神谷町脳神経外科クリニックもブランチでもち、そちらには、Zap-Xという定位放射線治療の新型機器が設置されております。小生も、開業前にサイバーナイフ(勤務時代にはガンマナイフ)も経験してきました。ここまできたかという簡便性の高性能化に驚嘆するものです。簡単にいえば、脳腫瘍の一部は頭を開けずに痛くもかゆくもなく治るということです。今回、アムジェンの勉強会があり、偶然にも神谷町脳神経外科クリニックの野村竜太郎先生と臨席の縁があり、今回の情報交換会を企画した経緯があります。

神奈川の認知症でお世話になっている、湘南メモリーケアクリニック 内門大丈理事長 と、片山先生は卒年同期です。また、定位放射線治療といえば、長年茂原の福島孝徳記念病院でサイバーナイフを担当していた佐々総合病院の福田直先生。片山先生は呼吸器の治療家でもあり、先生が横浜で呼吸器診療サポートしている、六ッ川の横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック 院長 三島渉先生(横浜市大H9卒)とともに、情報交換会をいたしました。●認知症×PET×市大×ZapX/サイバーナイフ×抗Aβ抗体薬●がミックスしたおもしろい体験でした。左より、福田先生 三島先生 野村先生 片山先生 日暮 内門先生

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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