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開院3年を迎えて

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開院3年を迎えて開院3年を迎えました。1万人以上の方にご利用いただいており、質を下げないよう集中して診療してまいります。多くの関係者に支えられながら大事なく運営できており、感謝いたします。

ご利用いただいている方々の地域を分析しますと、保土ヶ谷区にお住まいの方が約6000人(57%)、保土ヶ谷区以外の横浜市の方が約4000人(36%)、横浜市外の方が約1000人(7%)でした。近隣の方は、認知症や脳卒中などで「脳のかかりつけ医」としてみる割合が多いのに対し、沿線の遠方からは、頭痛の相談に来られる方の割合が圧倒的に多いです。内容はさまざまですが、特に、可逆性脳血管攣縮症候群RCVSの方が、県外から数か所受診ののち来院されるケースが多い印象です。頭痛もちではなかったのに、突然ひどい雷鳴頭痛を繰り返すようになり、問題なしで痛み止め処方されても改善しないため、苦悩の末来院されます。脳神経関連科においてはRCVSの疾患概念は一般的に浸透しつつありますが、実際に患者さんを前にするとそれに気づかないこともあるのではないかと思います。患者さんの訴えに集中して向き合うことが質の向上への近道であると確信し、努力精進してまいります。