アジョビupdateーオートインジェクター・頭痛連携

大塚製薬主催、「最新の片頭痛治療」地域連携会がありました。昨年から発売された抗CGRP製剤は、総合内科専門医・神経内科専門医・脳神経外科専門医・頭痛専門医の4つの資格者しか扱えない、片頭痛予防注射薬です。今回は、横浜駅西口の前川メディカルクリニック院長 前川寛充先生と、せやクリニック副院長 川口千佳子先生と情報交換いたしました。前座として、私の方から現状提示し、座長は、戸塚のいえまさ脳神経外科クリニック院長 張家正先生でした。

前川先生は、横浜駅前のかかりつけ医として、総合内科に加え、頭痛も多くみられております。アジョビの使用状況などご教示いただき勉強になりました。川口千佳子先生は、頭痛専門医でもあり、都内の有名頭痛クリニックにもサポートに行かれています。電子カルテと連動する頭痛ダイアリーを拝見させていただきました。アジョビは、もうすぐオートインジェクターになり、在宅でも打てるようになっていくものと期待されます。

横浜市は人口も多く、効果的な医療をうけられていない頭痛難民がたくさんいると見積もられております。頭痛を病気として認識せず我慢があたりまえと苦しみながら生活している患者さんも未だ多いと思われます。頭が痛い・吐き気がする・めまいがする・天気や生理で具合が悪い、さらには仕事や学校を休むなどは、(簡単に?)治療で改善が期待されます。片頭痛以外の頭痛原因もあり、まずは「おや?」と気づいたら、我々を受診ください。

最後に前川先生を囲んで記念撮影(^^)/ (張先生はカナダより)