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伝説の脳外科医-藤津和彦

ブログ  / 地域連携・その他疾患

毎週月曜日の午後1430-1630ころまで、藤津和彦先生に、日暮と二診体制でお願いしています。重鎮であるにもかかわらず優しく、日本一の高何度手術の戦歴を残している先生ですので、術後の方や、手術前のかたなど、是非コンタクトをしてみてください。高難易度ほど筆舌に尽くしがたい解を提示してくれると思います。

日暮が脳神経外科の道を選択したのは、研修医のころに出会った藤津先生の脳外科医の生き様と優しさです。すでに当院でも接した患者さんは話しやすい気さくなベテラン先生という印象かと思いますが、藤津先生の成してきた業績は膨大なので、その才をまだまだ社会貢献してもらいたいと思いました。以下、藤津先生よりメッセージをいただきましたので紹介いたします。

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略歴●●●藤津和彦(医学博士、脳神経外科専門医)東京大学医学部 昭和44年卒業後、横浜市立大学脳神経外科助教授、バージニア大学脳神経外科客員教授、国立病院機構横浜医療センター副院長兼脳神経外科主任部長を経て現在、横浜医療センター脳神経外科手術顧問、神奈川県脳神経外科手術手技研究会会長、日本脳神経外科手術、機器学会及び頭蓋底外科学会理事。

診療実績●●●高難易度の頭蓋底腫瘍(床突起髄膜腫102、錐体斜台髄膜腫92,鞍結節髄膜腫68,海綿静脈洞髄膜腫84、聴神経腫瘍302,頭蓋咽頭腫67,眼窩内腫瘍125)、破裂及び未破裂動脈瘤4000例、のほか多くの顔面痙攣、三叉神経痛手術の実績

代表的な著書、論文●●●
桑原武夫、藤津和彦 著: 図説脳神経外科学 南山堂(第一版 1983年2月15日)
日本と世界の頭蓋底外科学会発足の発端となった頭蓋底手術手技に影響した主要論文一覧。
Orbito-basal approach: Neurosurgery 1986

Telecanthal approach: Neurosurgery 1991

Cranio-nasal median splitting: Neuroscience 1992

Basal interhemispheric, interfalcine approach: J Neurosurg 1994

Wrap-clipping of fusiform aneurysm: J Neurosurg 1994

Orbitozygomatic Approach: Techniques in Neurosurgery 2000

Combined pre-and retro‐sigmoid approach: Skull Base 2004

術者育成●●●上記疾患はじめ “手術の上手な脳神経外科専門医” を数多く輩出し、日暮院長もその一人でした。患者さんにとって大変大事なことは “手術が上手な外科医は自分が手術をしなくても、誰が上手に手術出来るかを見抜ける” ということです。

当院サポートでの願い●●●これら経験をもとに日暮院長の診療一般を補佐し、セカンドオピニオンに応じ、手術が必要な時には最も適切な脳神経外科医を紹介することが出来ます。

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2024年夏、頭蓋底手術という高難易度手術の学会が新宿で行われました。藤津先生は頭蓋咽頭腫という極めて高難易度な手術の名手でもあり、いまでもシンポジストとして招聘されております。市大センター病院部長の坂田先生より、とても貴重な写真をいただきました。藤津先生を囲んで、ギネスの佐野公俊先生 黒田 敏先生 寺本明先生 (頭蓋底学会2024)フラメンコギタリスト アバップのライブ後に軽く一杯