ほどがや健康塾 認知症と運転免許

11月5日(日)、星川地域ケアプラザで「認知症について」の講演会がありました。保土ヶ谷区での認知症への取り組みや、認知症の患者さんがどう見えているかのバーチャル体験などがありました。私は、今年3月12日に施行された改正道路交通法における臨時適性検査・診断書提出命令を中心にお話いたしました。

昨年11月の港南区事故で注目された「徘徊運転」は記憶に新しいと思います。時期をみて自発的に返納することがよいのかもしれません。しかし、運転能力が十分保持されているかもしれませんし、生きがいとなっている方もいるので、うまく調整していくことが大切です。ただし、免許センターでの臨時認知検査で第一分類(認知症の怖れ)になった場合、自主返納が賢明です。その場合、認知症の早期発見・早期介入につながるメリットもあると考えます。

運転免許にかかわる相談を常時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。