保土ヶ谷区多職種連携全体会2018/3

保土ヶ谷区の多職種連携全大会がありました。医師会・区役所・地域包括支援センターが中心となって定期的に開かれます。今回は、高齢者と自動車運転について保土ヶ谷警察署からの連絡とともに、「認知症と運転」についてお話しさせていただきました。また、初期集中支援チームについて、東川島診療所から報告があり、その後グループワークが行われました。

認知症の初期には、自動車運転に際しどのような危険な要素があるか報告しました。「注意力の低下」は多くの脳疾患でみられ、認知症でも初期から出現するため、運転に支障を来たします。「情緒不安定」もしばしば認められ、順調に運転できてもとっさの環境変化で動揺し、危険行為につながる場合があります。「目的地の失念と迷子」「空間失認や空間の歪み」も運転精度を低下させます。

認知症と診断された場合や、治療を開始された場合は、医師・ケア・家族など関わる人々から、「自主返納」へ導いてあげることが重要です。これには、当人の性格やその時点での運転の必要性や想いに配慮し、家族構成や住まいの立地なども勘案しながら、「返納後の対応策」とともに導くことが必要でしょう。MCIや初期アルツハイマー、レビー小体型認知症の場合は、納得が得られる場合もありますので、焦らずにしっかり説明を繰り返していくことが大切です。

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