夏季休暇おしらせ

8月16日まで夏季休業です。8月17日から、診療再開します。コロナ感染者の診断数が増え、自由に休むといった感じではないですが、気は長く・心は丸く・腹立てず、一時一時を味わって過ごしたいものです。マスク着用のなか熱中症や脱水には注意してください。飛沫感染予防=マスク・小声・距離、接触感染予防=手指ほかアルコール消毒。

コロナに関しては、3月からの波に比べ、重症化率が低いのが幸いです。数が増えているのは、濃厚接触者のPCRが増えて、無症候キャリア(感染が成立していない?)が頭数に入っていることもあります。今春、世界で猛威をふるったウイルスだけに、まだまだ気は緩められません。一方で、コロナウイルスはウイルス学の教科書にもある常連古株であり、ころころ変異を繰り返すことも考えられます。今のPCRに偽陽性が含まれていないか、春のサブタイプのみを拾えているのか、気道粘膜以外の部分(皮膚や周囲のもの)に付着している状態でも陽性になるのではないか、、などの疑問は感じます。再度重症化率が増えて医療崩壊するのも怖いですし、すでに弱毒化(いわゆる風邪化)しているのに社会活動規制を高いレベルで維持して経済が壊滅するのも怖いです。科学の基本は、他因子をそろえて数値比較しますが、PCR検査対象を増やして分母が増えている状況において分子のみ目立って報道されているので、自然科学に携わらない多くの人には恐怖を与えてしまうのではないでしょうか。専門職には、リアルタイムの正確な性質分析を随時頑張っていただきたいと願います。

医療の一端を担うものとして、注意深く状況を観察し、安全に医院を運営し、患者さんをサポートしていきたいと思います。脳に関するご相談は、お気軽にご相談ください。