近況報告 -新都市と連携会ー

11月で開院4年が経過しました。14000人の方々にご利用いただいております。頭痛外来では、脳卒中や脳腫瘍などの怖い二次性頭痛の診断を迅速に行うとともに、片頭痛 緊張型頭痛 群発頭痛などで治療に難渋しているケースも試行錯誤しながらも粘り強くフォローしています。もの忘れ外来では、横浜市の健診や、二次健診の依頼から、認知症になったかもしれない~軽度認知障害~各種認知症の診断と治療をしています。せん妄や陽性症状のために家族が疲弊しているケースにおいては、投薬治療・家族指導~介護保険サービスの調整・精神科入院などの相談をしています。また、大学の先生方に助けをかりながら、てんかん・しびれ・パーキンソンや本態性振戦などのふるえに関しても専門外来を設けています。

私個人の人生修行において、「良いことを」「心をこめて」「繰り返す」を信条としており、開院からいままでもこれからも、ただひたすらに目の前のひとりひとりに集中して診療してまいります。

新都市脳神経外科病院の森本将史院長と、定期の情報交換会がありました。横浜市北部(ブルーラインや田園都市線)周辺にお住まいの患者さんも、当院をご利用いただいております。一定の確率で、未破裂脳動脈瘤 脳動脈狭窄 モヤモヤ病や慢性虚血病変などの治療が必要な方がおり、横浜北の要として対応を依頼しています。森本先生グループは、多くの脳外科医を擁しており、開頭術~血管内治療の二刀流の広い治療幅をもち、対応も迅速です。脳卒中の各種治療件数も、県内随一を続けています。今後とも、当院の診療を助けていただきたいと思います。