ほどがや脳神経外科クリニック

  • 横浜市保土ヶ谷区帷子町1-17-3 YGY202
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ほどがや脳神経外科クリニック

認知症

認知症

認知症DEMENTIA

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担当 日暮雅一

当院では、認知症専門医によるもの忘れ外来を開設しています

一言で認知症といっても、国際分類によると100を超える原因があります。治療可能な認知症と、現状では根本的治療のない変性疾患による認知症に大きく分類できます。また、正常と認知症の中間のような、軽度認知障害(MCI)に該当するケースや、複数の原因が混ざっているケースもあります。

二次性認知症:原因治療で改善が期待できます
正常圧水頭症 慢性硬膜下血腫 複雑部分発作(高齢者てんかん)内科的異常(ビタミン・電解質・甲状腺機能の異常)仮性認知症(うつ病などによる注意障害)脳腫瘍 脳梗塞(特に分水嶺梗塞などの身体所見が明らかでない部分)

変性疾患による(狭義の)認知症:対症療法や環境調整が中心です
アルツハイマー型認知症 レビー小体型認知症 血管性認知症 高齢者タウオパチー(TPDなど)前頭側頭型認知症(ピック病 意味性認知症 進行性核上性麻痺 大脳皮質基底核変性症など)
また、比較的若い方で、仕事が覚えられないなどのADHD症状のある方もいます。疑いがある場合は、当科的評価で問題ないことを確認したうえで専門医に紹介いたします。

当院では、これらの鑑別を行い、適切な治療とケアを提供いたします。検査の所要時間は1-2時間です。一方で、クリニックでは診断が難しいものや、有効な治療法がないケースもあります。そのような場合は、大学などの専門機関と連携しながら治療を行います。「正しい治療は、正しい診断から」であり、迷ったらお気軽にご相談ください。

介護保険と環境調整
特に変性疾患による認知症の場合は、薬物治療の効果が限定的なため、欠けた機能を補うあるいは弱った機能を保持するため、日々の生活リズムの組み立てが大切です。介護保険制度を活用し、ケアマネージャーを中心としたケア環境の組み立てを一緒に行います。

介護者指導
認知症診療において介護者は大切な存在です。ただ介護者が注意すべき点がいくつかあります。認知症本人がいろいろできなくなることは、子供の教育のように学習が難しいため、叱咤激励は避けなければなりません。感情をおさえて、距離をとって見守る立場を模索する必要があります。一方、認知症本人の感情が激しく攻撃的になる場合もあり、介護うつになるリスクもあります。バランスをみながら指導いたします。

当院では、認知症にかかわる以下の書類を取り扱っています。
・成年後見制度における診断書・鑑定書
・運転免許更新における診断書(更新時のテストで第1分類になった方)
・主治医意見書(介護保険)
・横浜市認知症健診(一次および二次)

担当医からのメッセージ

以下の方もしくはご家族は、是非ご相談ください。来院を拒否する場合は、家族によるセカンドオピニオン外来や、地域の初期集中支援チームの紹介、緊急入院対応の可能な精神科病院の紹介もいたします。

  • 料理・買い物など、今まで通りできなくなった(実行機能障害)
  • 数分前のことをすっかり忘れてしまう(短期記憶・エピソード記憶障害)
  • 会話がかみ合わなくなった(失語・構語障害)
  • 歩くのが不安定で転びやすくなった(パーキンソニズム・小脳失調)
  • 周りからは理解できない言動をする(幻覚・妄想・せん妄)
  • 怒りっぽくなったり趣味への関心がなくなった(易怒 うつ 無関心)
  • においがわからない、鈍くなった
  • 寝ている間にはっきりした寝言を言う 叫ぶ(レム睡眠行動障害)
  • 子供や動物などのいないはずのものが見える(幻視 レビー小体病)